震災の記憶3 つれづれ日記

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震災の記憶3

 2011年1月17日 6,434人が亡くなった阪神大震災から、今日でまる16年を迎えた。

 被災地の復興は順調に進んできたかに見えるが、確実に地域の繋がりが薄れ、高齢者を中心とした様々な問題が多く発生しているのも事実である。



我が家の震災 PART-3
 自宅に戻ったのは最後まで残っていたガスが復旧してからの4月8日。ガスが復旧したのは4月5日、この日が何と待ち遠しかったことか。

 この頃には、もう既に建物の取り壊しや建築が周囲で始まっており、まわりは騒々しくて落ち着かない。ペースが掴めない中、ガス、水道、電気が使えることに感謝する日々。しかし、妻にはもう少し落ち着いたところで出産の準備をさせてあげたかった。結婚して半年、見ず知らずの土地に嫁いできて、少し慣れてきた時に被災してしまい、何もかも予定が狂ってしまったに違いない。それでも不満な顔ひとつ見せない彼女には感謝するほかない。

 束の間の神戸での2人の生活も、6月初旬には妻は出産のため大阪の病院に戻ることに。6月下旬には長男出産、7月上旬に病院退院と目まぐるしくイベントが続き、親子3人での生活が始まったのはお盆の頃、この頃にはマンションのリフォームも終わり、以前とさほど変わらない生活が可能となった。

 その半年後には引越、1年後には次男誕生。結婚して2年余りの間に多くの出来事を経験して、何もかもが早足で通り過ぎて行ったような気がする。今となってはもう少しゆっくり物事を進めても良かったかとも思うが、当時は行先も分からぬまま歩き続ける方が気が休まっていたような気がする。

 震災の際、行方不明になっていた自転車は、ライフラインが復旧する頃には元の場所に帰ってきました。さぞかし当時は活躍したのだろうと思いながら、無事帰還したのはささやかな喜びでした。その後、買物、幼稚園の送り迎えなどに大活躍の白い自転車は、昨年の秋にその役目を終えることになります。

 その代わりに我が家の自転車置き場にあるのは、次男の黒く無骨な自転車です。この黒く大きな自転車が、この先平穏無事な生活を送るのを祈るばかりです。

おわり


■参考 2011年2月18日

 政府の地震調査委員会は18日、中央構造線断層帯のうち、奈良県と和歌山県をまたぐ金剛山地東縁―和泉山脈南縁の区間が、従来考えられていたように一体として活動するのではなく、二つの区間に分かれることが判明したと発表した。

 これを受けて断層の評価を見直した結果、今後30年以内の地震発生確率は金剛山地東縁が「ほぼゼロ〜5%」、和泉山脈南縁が「0・06〜14%」となった。いずれも高い方の値は、国内の主な断層の中では発生確率が高い部類に入る。

 
この日記を書いて1ヶ月も経たないうちに、東日本で大変なことが起きてしまいました。テレビに流れる映像は想像を絶するものばかりです。地震、津波、原発の恐ろしさに言葉を失ってしまいます。
 今度は東北が奇跡を起こす番です。1日でも早い復興を心から祈ります。


 祈り・そして絆

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